前回のブログでは中古住宅は価格が下りにくい理由について記しました。
今回は自分の住宅観や価格観と合致する、つまり、相性の良い住宅選びについて述べてみます。
住宅を買う、新しく建てるという行動には、その人特有の人生観や価値観が強く影響するのはあたりまえのことです。
新築でなければ・・・・・、というのも一つの価値観とみることができますが、時代の変化につれて、必ずしも多数派ではなくなっています。
福島市に限っても、人口は減少しており、空き家・空き室はジワジワ増えています。
住宅は建主の価値観を強く反映するので、個性の強い、言いかえれば、好き嫌いが出やすいという特徴があります。
住宅市場では、個性の強い住宅ほど、価格は低くなりがちです。なぜかといえば、強い個性にピッタリくる人は、それだけ少数になりがちだからです。
福島市の場合、東西南北かなり地域は広く、環境の違いも大きいといえます。
広い地域から、時間をかけて、個性や「好み」の合う中古住宅をじっくり選ぶことは、それだけでも「楽しい時間」となります。しかも、一般論としては、個性の強い住宅ほど、価格は低くなるわけですから、文字通り「一挙両得」「一石二鳥」といっては言いすぎでしょうか?